ローズマリー&タイム
皆さんは秋田弁と関西弁は非常に違うことはお分かりですよネ。イントネーションも違いますし、名詞や動詞も地域特有のものがあります。今ではテレビで関西弁は聞くこともあり慣れる可能性もあるとは思います。しかし、秋田弁となると、なかなか他の地方の人がテレビでも聞く機会もないのではありませんか? 生粋の秋田弁となると、何を言っているか全く! さっぱり! 分らない可能性があります。
同じように、アメリカ英語に慣れている人がイギリス英語に接すると、まったくチンプンカンプンで、まるで英会話ビギナーに戻った絶望感を味わうかもしれません。私もさして上級者ではないうちから英会話の大海原に投げ出されたときは、そういったこともありました。職場にワケの分らない言葉を話す外人(この場面では、オーストラリア人かイギリス人かまたはヨーロッパから来た人)に話しかけられて、I can't speak French. 「アイ、キャント、スピーク、フレンチ」「私はフランス語は話せません。」と言ってその場はのがれましたが、違うオーストラリアの同僚に、「彼女はイギリス人よ! すごいなまりよね! 」って言われました。「ごめんなーい! でも、英語には聞こえませんでした! 」
この「ローズマリー&タイム」も、アメリカ英語でしか勉強してない人には、最初はまったく聞き取りができないかもしれません。しかも、このドラマには英語字幕がありません。しかし、数回聞いているうちに、だんだんイントネーションには慣れていきますので、何度も何度も繰り返し観たり聞いたりしましょう。英語字幕はありませんが、主人公のローズマリーもタイムもインテリ出身の庭師なので言葉使いにも安心できますし、カツゼツもいいのでイギリス英語のよいお手本にきっとなるはずです! 製作年も2003年~2007年ですので、超古い、誰も使っていないイギリス英語ではありませんネ! ※このドラマには英語字幕がありません。
■おすすめレベル: 上級、英検2級程度~
■セリフの速さ(話すスピード): 普通
■セリフのおもしろさ: 普通
■セリフの簡単さ(簡単な単語を使っているか): 普通
■セリフの鮮明さ(何を言ってるかわかりやすいか): わかりやすい
※このドラマには英語字幕がありません。