けんかをうる

■けんかをすることもコミュニケーションの一部です。話しをすることでお互いの見解がわかって妥協点を探すこともできるはずです。この会話のように、I don't wanna talk about it.  「それについては話したくない。」と会話を終了したい気持ちはあるでしょうが、話さないとわかりえません。しかし、結局のところ、男と女ですと好きか、嫌いかというシンプルなことが大きく影響すると思いますが…。まずはけんかをうることでも話すきっかけになりますよネ。

 

このシーンはアリーとビクターの勘違いからはじまるけんかの会話です。

引用は、アリー・マイ・ラブ5-15話より。 

 

 

-Hold on a second.  What's going on.  「ちょっと待って。どうなってるの。」

-Nothing.  I'm moving on.  I can't do that?  「なんでもないよ。次の仕事に移るんだ。だめかな?(直訳で、私は次へ進む。それをしちゃいけないのか?)」

-Yes, you can.  But can you tell me what's going on.  「もちろん、いいけど、どうなってるのかおしえてくれない?」

-You are free to parent your child.  But I can't sit quietly while you pass on bigotry.  「自分の子どもを自由に養育することは勝手だけど、君が偏見を子どもに植え付けているのを黙って見ていることはできないんだ。」

-What bigotry? 「偏見って何?」

-I don't wanna talk about it. 「もうそれは話したくないんだ。」

 

-In fact, you brought it up.  Why don't you at least have the integrity to say you are about to say.  「実際のところ、あなたがもちだしたことよ。少なくとも何を言おうとしたのか誠実に言ってもいいんじゃない。」

-Hey!  My type doesn't have integrity.  I come from a different world than people with integrity.  I heard you, Ally, talking about class distinction to Maddie.  I'm a plumber from a different world. 「僕のタイプは誠実なんてないんじゃないかな。僕は誠実な人々がいる世界とは違うところから来たんだろう。アリー、マディーに階級差別について話してるを聞いたよ。僕は配管工だから世界が違うんだろう。」

-I wasn't talking about class distinction.  I was talking about you and me as a couple. 「階級差別の話しなんかしてないワ。私とあなたがカップルになれるかどうかの話しをしていたのよ。」

-Fine.  I got it wrong.  Send me the check. 「わかった。間違って理解したよ。小切手を送ってくれればいいから。」

-Can you just look at me, please.  Are you interested in you and me as a couple? 「お願いだから、私の方見てくれない。私とあなたがカップルになることに興味があるの。」

-No. 「いや。」

-So why the hurt? 「じゃあ、なぜ傷つくの。」 

 

-I don't like being dismissed because I'm a plumber. 「配管工だという理由で排除させられるは好きじゃないな。」

-I didn't do that. 「そんなことしてないワ。」

-You don't know the first thing about my world.  You never talk about my world.  You make assumptions based on what I do.  That's prejudice.  I don't like it.  You are elitist, Ally.   Please don't raise your daughter as one. 「君は、まず、僕の世界なんて知らないだろう。僕のことを今まで話したことあるかい。僕が何を仕事にしているかで、思い込みしていると思うけど、それが偏見なんだ。それは好きじゃないな。アリー、君はエリート主義者だよ。君の娘をそう育ててほしくないな。」 

アリー・マイ・ラブ5-15話より。 

 

 

■相手の言葉を受けて返すひとことで相手がカチンとくる言い方もあります。相手をきちんと見極めて注意して使いましょう。

 

-Maybe go back to sleep for a bit.  Are you comfortable in the backseat? 「後ろで少し休んでいたらどうかしら。後部座席だったらゆったりできるんじゃない。」

-Of course I'm comfortable in backseats.  What do you think? 「もちろん、後ろだったらゆったりできるよ。何考えてるの?」

 

これは、of course .... 「もちろん~」「オフコース~」と what do you think? 「何考えてるの?」「どう思うの?」「ファドゥユシンク?」の組み合わせで、「言われなくても分かってるよ。そんなことも分からないの?」と言うようなケンカ腰なニュアンスになります。十分注意して使いましょう!  ラスティーとレイダー警部の朝の車の中での会話。

MAJOR CRIMES~重大犯罪課~4話より。

 

■ドラマの中の英会話表現 

 食卓の会話

     > 近況を報告する-ギルモア・ガールズ

     > 場を盛り上げる-ギルモア・ガールズ

     > 食卓の小スピーチ-恋するベーカリー

               >大切な発表・お知らせ-アバウト・タイム

 友だちとの会話

     > 友だちのうわさ話-ギルモア・ガールズ

     > 恋愛のアドバイス-アリー・マイラブ

     > いじめに対抗する-ギルモア・ガールズ

     > 計画を話すとき-ホワイトカラー

       > 想像を話す-ギルモア・ガールズ

               > パーティーでの世間話

               > 男と女の意味深な言葉

               > 友だちに勇気を与える

 恋愛の会話

     > 初デートの自己紹介-ホリデイ

     > 三角関係の解決-魔法にかけられて

     > けんかをうる-アリー・マイラブ

       > 浮気を疑う-アリー・マイラブ

       > お互いを知るゲーム-ビフォア・サンライズ

               > プロポーズのセリフ

               > しばらく会えないとき-ベロニカ・マーズ

 集まりでのスピーチ

       > パーティーでの小スピーチ-ブリジット・ジョーンズの日記

       > 意見を言う-ギルモア・ガールズ

               > 面接でアピールする-ビバリーヒルズ青春白書

               > お悔やみの言葉

               > 結婚式のスピーチ

               > 受賞スピーチ

 仕事の中の会話

       > 算数、数字など

       > 相手をおどかす