How are you? 「ハワユ?」「げんき~?」と聞かれて

日本では中学生のとき教科書で最初のあいさつの仕方として、 How are you?  「元気ですか、調子はどうですか」「ハワユー」の返事として Fine, thank you.  And you? 「ファイン、センキュー、アンドユー?」と大部分の人が習ったのではないかと思います。

 

■Fine. 「ファイン!」

私も特にそれを別の言い方にする必要もそれまでは感じたことがなかったので、オーストラリアで仕事をするようになってからもしばらくは、「Fine!」 と教科書英語で通していました。しかし、まわりの人たちの会話を聞いてみると誰も Fine は使っていないことにある日、気づきました。そこで、みんなが言っているのをまねして、Good!  And you?  「グッド、アンドユー?」「元気です、あなたは?」とか Not too bad. Yourself? 「ノットトゥバッド、アンドユー?」「まずくないです、あなたは?」とかを使うように意識して変えました。

 

Fine が一番印象に残る形で日本の英語の教科書に取り入れられていますが、そんなに使われていないのはたしかです。「Fine」はもちろんまちがっていませんが、今考えてみると無機質で、普通で、おもしろくない、どうでもいいようなニュアンスがあります。

 

-He said I was "fine". 「批評家は『ファイン』って言ったのよ。」

 He said my risotto was "fine". 「私のリゾットを『ファイン』って言ったのよ。」

 "Fine" is the word you use when someone stops on the street and you don't wanna talk to.  「『ファイン』は、誰かが道で自分に声をかけてきた時に話したくないときに使う言葉よ。」 So they ask how you are and you say "fine".  「誰かが『元気?』と聞いてきた時に、『ファイン』って答えるのよ。」  And it's just enough so they don't keep talking to you because they don't want to.  「『ファイン』はずっと話し続けられないようにするには充分な答えなのよ。」  And they make feel good about themselves because they are considering enough to ask. 「それでその人は充分に聞いたと思うから、自分に満足するでしょ。」

 

ギルモア・ガールズ 4話より。レストラン批評家がスーキーの料理を『ファイン』という言葉で批評されたことについてスーキーは失望を隠せません。『ファイン』はもちろん「いい」という意味ですが、「普通にいい」という程度なので、このスーキーのセリフのように誰かに「元気?」と聞かれたとき、『ファイン』のみだと、『ファイン』以上は話したくない、か、または、それ以上の話しがない、そんなに熱心ではないという雰囲気になります。

 

■Very well. 「ベリウェル!」

英語の生活に慣れたころ、ある日、アパートのオーナーに月に一度の家賃を届けに行きました。彼はなかなかの紳士で、教養もあるようですし、余暇には自分のヨットを仲間と海に出すことを趣味にしていました。そのオーナーに How are you? と聞かれたら、Very well. というのが正しい答え方だとおそわりました。なるほど、しらべてみるとそのようですが、私の回りではあまり Very well を使っていないようなので、私は相変わらず、Good! 「グー!」を使ったり、Good までも調子がいいわけではないときには OK.. 「オーケー」を使っていました。私のなかでは Very well は正式だけどちょっと使いこなせない英語になっています。

 

このサイトでも紹介している映画「ホリデイ」にアマンダとグラハムの娘のソフィーの初対面の挨拶のシーンがあります。

 

Sophie: How do you do? 「はじめまして、お元気ですか?」

Amanda: I'm fine, thank you. How are you? 「元気です。ありがとう、あなたは?」

Sophie: Very well, thank you. 「とても元気です。」

 

どちらも教科書に出てくるような英語を話しています。ソフィーはグラハムの長女でませた女の子の役柄なので初対面のアマンダには礼儀正しい言葉使いになっています。多分、日本でいうと小学生低学年で大人の社会に興味があって、しかも、いろいろなお勉強を学校でそつなくこなす頭のいい女の子の役柄です。 

こちらはテレビドラマの「クローザー」からブレンダが子猫のジョエルの様子をフリッツに尋ねるシーンのセリフです。

 

-How's Joel adjusting? 「ジョエルは家に慣れてきたかしら?」

-I think very well. 「僕は上々だと思うよ。」

 

フリッツが猫の気持ちを代弁しているわけですが、猫のジョエルは言葉通り、very well 「ベリーウェル」「大変よろしい」「大変結構」にハワード家に慣れてきたという意味でしょう。クローザー5-13話より。

 

■OK「オーケー」「まあ、普通です」「(消極的な)元気です」

「ハワユ」と聞くと、半分ぐらいの人は「オーケー」とかえってきます。元気かどうかはあまりこの場では問題にしてない場合、そんなに元気はないけど、元気がない理由について、「元気がないの、なぜなら…」と話す雰囲気ではない場合、可もなく不可もなくのような普通の日々の場合などは、「オーケー」で最初のあいさつを終わらせる場合も多々あります。

 

-Hey, RJ. 「こんにちは、RJ。」

-Hey, Jenny. How are you? 「やぁ、ジェニー、元気?」

-Ah....I'm OK.....Ah....Listen, I was wondering if you have time for extra study-body session this week. 「えぇ…、私は元気よ…、ねぇ、今週、追加で勉強会しないかと思って…。」

-Sure! When? 「いいよ。いつ?」

 

この場面では、ジェニーは彼氏のマックスとケンカして別れて傷心のはずなので、「元気」な訳はないのですが、RJにはそれを言う必要もないので、「オーケー」と答えて、さっさと次の話題にいっています。Hard Times of RJ Berger 5話より

 

 

 

 

■簡単な単語で話そう

 あいづちのバラエティは英会話の入り口

 現在と過去と未来と

 その方向に向かっている「進行形」

 過去から現在に至る時間~完了形

 How are you? 「げんき~?」と聞かれて

   自己紹介

 断るとき

   誘うとき、誘われるとき

 or something 「~か何か」は忘れたときの救世主

 that...「ザット…」ばっかり!

 thing(s)「ほら、あれあれ!」

 love or like 「愛している」のか「好き」なのか

 wouldとか could とか should など

   should've 「シュドゥブ」

   might

 「怒る」upset か angry か

 「やさしい」sweet か kind か

 wonder をつかって頼みごと

   Do you find....? の勘違い

 embarrass 「エンバラス」「はずかしい」

   actually.. 「実は~」「現に~」

   ever と never

 そのものズバリを言わない

   weird ウィアード 「変だね」

 So do you. 「あなたもそうです」

 fool, stupid など

 お金の問題、貸す、借りるなど

 though ゾー

 yes と no -日本語との違い

   ユーモアのセンス-人を笑わせる

 あまり話したくないとき

 ほめる

   印象的な話し方

 カタコト英語

 天気の話し

   I don't know.

 kind of - あいまいに言う

 in ten minutes 10分後に 

 複数形の s

 生理現象

 自分から発するとっかかりの言葉

 .... or not 「オアノット」  

 敬語-丁寧に話す

   You don't mind....の答え

   ... for good? フォーグッド?

    let's, let, レッツ、レット

    a little アリトル「ちょっと」

   分かれるとき