ほめる-会話のきっかけ

日本語でも、挨拶の次に会話のきっかけになるのは、「かわいい服ね!」とか、「素敵な靴ね!」とか相手をほめて気分を和ませることではないでしょうか。とても簡単な出だしですが、本人もそう思っていれば和やかな雰囲気で会話を始められる効果は大です。 

That's nice shirt! 「ステキなシャツですネ!」「ザッツ、ナイス、シャーツ!」

You look very nice!  「ステキですね!」(洋服、髪型などをほめるとき) 「ユールック、ベリーナイス」

You have your hair cut!  Look good! 「髪、切ったの!? いい感じですネ!」「ルック、グッ!」

Cute bag!  「かわいいバッグネ!」「キュート、バッグ!」

Nice shoes.  「ステキな靴ですね。」 「ナイスシューズ!」

Cute dog!  He or she? 「かわいい犬ですね! 男の子ですか、女の子ですか。」「キュート、ドッグ! ヒーオアシー?」  

 

 

■場の雰囲気が悪くなったときに相手をほめると雰囲気が改善するのはご承知の通りです。どんどん悪い方向に行かないように、相手をほめて早いうちに軌道修正しましょう!

 

-I'm not trying to make you feel better.  I'm trying to be honest. 「僕はあなたの気分をよくしようとしてる訳じゃないです。ただ、正直でいたいだけです。」

-Yes, you are.   That's an admirable quality. 「そうだね。それは偉いと思うよ。」(直訳で、それは賞賛に値する素養だ。)

-Thank you. 「ありがとうございます。」

 

ギルモアガールズ2-12話より。ディーンとリチャードの会話。リチャードは孫のボーイフレンドというだけでディーンを毛嫌いしています。これは、そんな石のようなかたくななリチャードの考えに新しい見方を与えたディーンのアプローチです。   

 

-You were saying I'm stubborn just like my mother?!  「私がママのように頑固者だってあなたは言ってるのよネ!? 」

-I was saying that in addition to all of the wonderful, amazing qualities that the two of you share, there's possibly, on occasion, a similar tendency to dig your heels in... 「えーと…、僕が言っているのは…、君とお母さんに共通するたくさんの素晴らしい、感心するような資質に加えて…、物事に固執したりするときがあることがたまにあるときもある…って言ってるんだ…。」

dig (one's) heels in = 物事に固執する。直訳で、足元を掘って身を隠す…なんだかそうしている人のイメージが浮かびませんか?

 

ギルモアガールズ2-11話より。これはあまり成功していませんが、ディーンはローリーと母のローレライが似ていることがたくさんあるといいたかったようですが、ローリーは悪い意味だけピックアップして怒っているようです。    

 

 

■仕事などのフォーマルな場面では、形容詞を工夫してみましょう

 

-That's a remarkable strength for a woman!  「ザッツ、ア、リマーカブル、ストレングス…」「(贈り物の包みを開けずにいれるなんて)女性にしては目を見張る辛抱強さですね。」

クローザー2-10話より。弁護士がブレンダをほめるセリフ。弁護士はブレンダに好かれていないことを承知してますが、ところどころでほめることはプロとして話しがスムーズにいくことをちゃんと心得ています。 

 

 

-very impressive, Temperance!   「ベリー、インプレシブ!」Got that one right.  「すばらしいよ、テンペランス。今回はとてもいいね! 」

BONES -骨は語る-3話より。遺族への感動的なスピーチの後、ブースがテンペランスをほめる場面。「すばらしい」「感動したよ」「感銘を受けたよ」「みごとだ」など、ちょっとフォーマルな言い方に活用してください。

 

 

■部下をほめる

悪いところを叱ることが上司の仕事ではありません。Dr. Goodman のようにほめて、しかも、心に響くことを言われたら、ウルウルしてアンジェラのようにドクター・グドマンにハグしてしまうかもしれません。

 

-You are the best of us, Miss Montenegro.  「モンティネグロ君、君は最高です。」「ユーアーザベスト…」 You discern humanity in the wreck of ruined human body.  「あなたは、破壊された人間の体から人間性を見つけ出し…」 You give victims back their faces, their identities.  「彼らの顔やアイデンティテイを復元し…」You remind us all of why we are here in the first place. 「そもそもなぜ私たちがここにいるのかを再認識させてくれるのです。」 Because we treasure human life! 「なぜならば、私たちは人間の命を大切にしているからです。」

 

こんな感動的なスピーチはなかなか出てこないとは思いますが、「ユーアーザベスト」と「ユーリマインドアスオール…」からのセンテンスを応用するだけでも、部下のモチベーションがぐっと上がることでしょう。BONES -骨は語る-5話より

 

 

■洋服をほめる

これは男性から女性はもちろん、さまざまな場面でさまざまな相手に使えます。この場面では、いろいろな洋服をほめているところですが、ひとつのセリフだけ覚えて、いろいろな人にいろいろな場面に応用可能です。

 

-You look amazing!  「ユールック、アメイジング!」「すてきだよ!」

-That's gorgeous!  「ザッツ、ゴージャス!」「華やかでいいネ!」

-Yes! 「イエス! 」「これだ!」「いいね!」

-That's I like! 「ザッツ、アイライク!」「これ、ぼく、好き!」

-Not bad... 「ノッ、バーッド」「悪くないネ…。」

-It's fabulous! 「イッツ、ファブュラス!」「すばらしい! 」

 

ティムが、奥さんのメリーのパーティーに行く洋服を見立てているところ。アバウト・タイムより

■簡単な単語で話そう

 あいづちのバラエティは英会話の入り口

 現在と過去と未来と

 その方向に向かっている「進行形」

 過去から現在に至る時間~完了形

 How are you? 「げんき~?」と聞かれて

   自己紹介

 断るとき

   誘うとき、誘われるとき

 or something 「~か何か」は忘れたときの救世主

 that...「ザット…」ばっかり!

 thing(s)「ほら、あれあれ!」

 love or like 「愛している」のか「好き」なのか

 wouldとか could とか should など

   should've 「シュドゥブ」

   might

 「怒る」upset か angry か

 「やさしい」sweet か kind か

 wonder をつかって頼みごと

   Do you find....? の勘違い

 embarrass 「エンバラス」「はずかしい」

   actually.. 「実は~」「現に~」

   ever と never

 そのものズバリを言わない

   weird ウィアード 「変だね」

 So do you. 「あなたもそうです」

 fool, stupid など

 お金の問題、貸す、借りるなど

 though ゾー

 yes と no -日本語との違い

   ユーモアのセンス-人を笑わせる

 あまり話したくないとき

 ほめる

   印象的な話し方

 カタコト英語

 天気の話し

   I don't know.

 kind of - あいまいに言う

 in ten minutes 10分後に 

 複数形の s

 生理現象

 自分から発するとっかかりの言葉

 .... or not 「オアノット」  

 敬語-丁寧に話す

   You don't mind....の答え

   ... for good? フォーグッド?

     let's, let, レッツ、レット

    a little アリトル「ちょっと」

   分かれるとき