カタカナ英語や聞いたことのない英語には気をつけよう

日本にはカタカナ英語があふれていますよね。そういう私もカタカナ英語は日本人同士の会話でよく使います。日本語でいうより簡単にその説明がダイレクトにできたりするので重宝ですよね。しかし、それはあくまでも日本語社会でのことで、それを日本語が全くできない英語を話す人には通じないことはもちろん、誤解を招くことさえあります。

 

私は英語で会話をするときは、今まで聞いたことのある英語の中から単語や言い回しを見つけて言うようにしています。英語や英会話を習いたてのころは、頭に浮かんだ日本語の文章を英語に辞書を引きながら直すという作業をしていましたが、自分の知識を基準にして英語圏の言葉をつくるような大それた考えです。そして、それはまちがいなく変な意味不明な英語になってしまうことに英語圏で生活して気づきました。

 

■たとえば、英語を話していて、銀行からお金を引き出すという英語の言葉がでてこなかったとします。そんなときは、あとで辞書を引いてみます。「引き出す」withdraw 「ウィズドロー」という単語でした。しかし、実際、withdraw という単語を使って話しているイングリッシュスピーキングの場面に出くわした記憶がないときは、このようにします。

withdraw 「ウィズドロー」に代わるいいまわしを英英辞書で探します。

 

withdraw に代わる英語としては take a money out from a bank account とあります。これをその場に応じて応用しながら使うようにします。

 

たとえば、これは、

take a money out from ATM 「ATMでお金を出す」

Please take 10,000 yen out from ATM and ..... 「一万円、ATMで引き出して…。」

 

と、応用することができます。

 

 

 

■カタカナ英語で、すっかり日本語になっているもので、発音が全く違うものも沢山あります。車のベンツとか、テーマパークなどのテーマとか…。 車のベンツは日本語であえて発音すると「ムセディス」みたいな感じで、テーマパークのテーマは日本語にあえてなおすとと「シーム」と言っているように聞こえます。どっちも発音だけ聞くと同じ意味のものとは思えない違いですよね!   

 

(車の)メルセデスベンツ→「ムセディス」

テーマパーク→「シームパーク」

  

皆さんが知っているウォークマンのソニーは「ソニー」と発音しますが、カメラのニコンは英語では「ナイコン」と発音します。イタリアの彫刻家のミケランジェロは「マイクル、アンジェロ」のようになります(全く別人のようになっちゃいますネ^^;)。これは星座のオリオン座が「オライオン」と発音するのと同じ原理ですネ。日本で言うイスズのジェミニという車をケアンズで乗っていましたが、なんだかみんなが「ジェミナイ、ジェミナイ」とうるさく言うので何の意味かと思ったら、日本語で言う「ジェミニ」Gemini は英語読みでは「ジェミナイ」と言うことにしばらくして気づきました。発音するとまったく違う聞こえ方をするので、まさか私の車のことを言っているとはしばらく気づきませんでした。 

 

カメラのニコン→「ナイコン」

彫刻家のミケランジェロ→「マイクル、アンジェロ」

星座のオリオン→「オライオン」

車のいすずジェミニ→「ジェミナイ」

  

日本語で「砂漠のオアシス」などというように、「オアシス」oasis はもう日本語になりきっている英語ですが、英語では、「オアシス」と発音しても通じません。英語の発音では、「オウエイシス」のようになります。と言われてもなかなか瞬時に「オウエイシス」とは出てこないでしょう。やはり、「オウエイシス」とすぐ出てくるようにするには人の話している「オウエイシス」を度々聞くことです。

 

-Welcome to the oasis!  「ウェルカム、トウ、ジ、オウエイシス!」

-........

-That's what I named this place.  My oasis!  「この場所をこう呼んでるんです。」「マイ、オウエイシス!」

-.........

-My oasis is your oasis!  「マイ、オウエイシス、イズ、ユア、オウエイシス!」

 

ギルモアガールズ3-5話より。この話を二度くらい見ると、頭の回路に「オウエイシス」が定着するでしょう。

 

 

カタカナ英語は、英語を無理やり日本語風にした言葉ですから、英語とはまったく違う言語と思ったほうがいいと思います。しかし、パッと瞬間的に口からでてしまうことも多々あると思います。その時、「この日本人、何、言ってのかな?」のような不可解な顔をされたら、それは通じてないかもしれませんネ(-_-;)。 

 

 

 

■固有名詞は聞いて覚えるしかない

日本語でも、地名とかバス停とか漢字で書いてあって、どう読んだらいいのか分らないものがたくさんありますよね。そういうときは、まちがって発音して地元の人に直してもらうか、地元の人が発音しているのを聞いて覚えるしかありません。

 

英語を母国語とする人が発音する外国の人名なども人が話すのを聞いて覚えるしかありません。

 

-Oh! See the Degas? 「シー、ザ、デガァ?」「ドガの絵が見える?」

-Yes. 「ああ。」

-I think I have lined up a buyer. 「もう買い手が待ってるよ。」

-Kind of had my eye on that one. 「僕はあの絵に夢中だよ。」

-Oh, fortunately, there's two other Degas(es) to choose from. 「それだったら、幸運にも、あとふたつドガの絵があるよ。」

 

モジーとニールの会話。監視カメラでドガの「踊り子」の絵を見ながら話しています。日本語では「ドガ」ですが、英語では、「デガァ」となります。この話に何度も発音が出てくるので、何度も繰り返し見て聞くとすっかり、あなたの頭に、「踊り子」の画家「ドガ」=「デガァ」と記憶されますヨ!  ホワイトカラー3-2話より。

-Plato believed every soul has a companion stars returns after death, if you lived a moral life.  「プラトンは、すべての人間の魂は死後に帰ることができるコンパニオンスターがあると信じていたんだ。まっとうな人生を生きればだけどね。」

-Do you believe that? 「あなたは信じてるの?」

-No...., I'm a scientist.  Plato was a philosopher....., poet.  「いや…、私は科学者だ。プラトンは哲学者、詩人だったからね。」

 

日本語で言うギリシャの哲学者のプラトンは、英語では、「プレイトー」で「レ」にアクセントを置きます。耳で聞くとまったく違う人物になってしまいますね^^; これもひとつひとつネイティブの発音を聞きながら覚えるしかありません。星空の下でのウイリアムとアデラインのセリフ。アデライン、100年目の恋より。※この映画には英語字幕がありません。